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Lesson.06 オーディオの録音
上小田井のみなさまお元気でしょうか?さぁ気が付けばこの連載も早半年。局地的に熱心な読者の方がおられるというコトでヤル気を幾分取り戻した今月のDTM講座は「突撃!となりの晩ごはん」編ということで、ようやくあの機材を接続+ヨソさまの家に上がり込み、オーディオの録音なんかをしてみましょう!
オーディオの録音 ー準備編ー
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買ったはイイけどいつ出てくるんだよ!!」なSteinbergのオーディオI/F『CI2』(画像1)、6ヶ月目にしてようやく登場。お待たせってより新製品が出てるんじゃ...な不安をヨソに、まずはこの『CI2』とMacBookをUSBで接続。そしてCubaseを起動させます。そしてご紹介が遅れましたが、今回お邪魔+登場していただくのは先月日本に帰化したばかりのギタリスト、ジョニーさんフロム南米キューバ。ヒゲの感じが言わずと知れたフィデルカストロ+エルネストゲバラな革命風。某Spice Starsのギタリストにも似ていますが、完全に別人です(画像2)。ジョニー、協力アリガトー!
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まず、Cubase上に「オーディオトラック」を作成します。ギター録音の(ライン録音の)場合は「モノラル」ですので「MONO」を選択(画像3)。トラック名を『Guitar』と入力。次に「入力先」を選択します。『デバイス』→『VSTコネクション』→『入力』を選択して、『CI2』が選択されているか確認できたら(画像4)ウインドウを閉じます (入力先に『CI2』が表示されなかった場合『デバイスポート』をクリックして表示されるウインドウから選択、そのウインドウにも表示されない場合は接続そのものに問題がありますので、もう一度接続を確認するか早く寝てください)。
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続いて『CI2』とギターの接続です。まずはギターのアウトにフォンケーブルを(画像5)。そしてCI2のINPUT『1/L (MIC/LINE/HI-Z)』側に同ケーブルのもう一方をブチ込みます(画像6)。で、なぜ『1/ L』なのかを簡単に説明しますと「Lのトコに"HI-Z"って書いてあるだろう?コレは"ハイインピーダンス入力に対応"、簡単にいうとギターなんかはココにブッ挿せばOKってコトさ」とジョニーは葉巻をくゆらせながらニヤリと答えるのです。さらに「フォンケーブルのジャックにはアンバランスとバランスってのがあって、ギターのシールドって言えばアンバランスが多いけど、機材なんかをつなぐのはバランスが多いな。バランスには2本線(画像7)が入ってる。そしてバランスは設計上ノイズが乗りにくいんだぜ。ただし出音の好みもあるけどな」とも。覚えておきましょう。
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ギターの録音
Cubaseの「Guitar」トラックを録音可能+モニタリングをオン(画像8)にして『CI2』の「HI-Z」ボタンをオン、MASTERを一定にしてGAINノブを徐々にあげてゆきます(画像9)。
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「Guitar」トラックのレベルメーター(画像10)も確認しながら、ピークに達さないようなレベルに設定します。 そして少し長めに録音できるように先月号までに作ったループを延ばしておきます(画像11)。準備ができたら曲先頭から録音を開始します...が。ここでひとつ問題が。『CI2』のみだと2人同時にモニターが取れないのです...。まぁミュージシャンの部屋にスピーカーが無いワケがないのでここはサクッとお借りして『CI2』のLINE OUTを上手に接続。ジョニーさんには同じフレーズを繰り返し弾いてもらいます。また正確+音量大きめなモニター用にヘッドフォンもしてもらい、改めて録音開始ー!!(画像12)。
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オーディオの編集
録音を停止したら、聴いてみましょう。そしてこの中から上手く弾けてるフレーズを厳選し、必要があれば編集/補正します。
編集の基本技法は「切る」+「貼る」なので、まずは『ハサミツール』(画像13)を使用します。
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そして指定された間隔のグリッド間を正確に移動させる事のできる『スナップオン(画像14赤)』か、自由にオーディオを移動させる事のできる『スナップオフ(画像14赤)』のどちらかを選択。『スナップオン』を選択した場合はその右の『グリッドの間隔(画像14緑)』から「小節」「拍」「クオンタイズ値を利用」のいずれかを選ぶことでオーディオデータを任意のグリッドまで正確に移動、またそこで「クオンタイズ値の利用」を選択した場合、さらに右の『クオンタイズのタイプ(画像14黄)』から、より細かいグリッドを設定することができるので、これらの機能を上手く組み合わせて、タイミングや出音をより自分好みにブラッシュアップする事も可能です。
オーディオの編集 その2
また、ギターフレーズを細かくカットして元のフレーズと全く違った配置にしたり、切り取ったギター素材を「オーディオ」→「処理」から「リバース(逆再生)」や「タイムストレッチ(音程を変えずに長さを変える処理)」等の処理を加える事で、弾けるハズもない、斬新なギターフレーズを作り出すのもアリです。実際、その辺りからのエディット(編集)をメインとしたアーティストの方もたくさんいます。が。こういった作業をする場合には録音させて貰ったジョニーさんに「勝手に切り貼りしてもイイでしょうか?」とお伺いするのがマナーですね。
と、今回はキューバ革命とはほとんど関係なさそうな南米の黒豹、ジョニー(キューバと言えばのモヒート好き)さんのお家にお邪魔しました。と、残暑も厳しそうな来月は、外に出るのもタメライそうなので「スタジオでボーカル録音」編になりそうですが、予定なんて未定です。 んじゃまたー!!
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Lesson.05 MIDI打ち込み その2
続 VSTインストゥルメントを使用した実践的な音作り
引き続きハファダイ! 先月号ではドラムの打ち込みをドカドカやってみましたが上手にできたでしょうかハイできましたね。引き続き今号ではドラム以外のパートを打ち込んでいきましょう。
ベースの打ち込み ー準備編ー
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では先月と同様にデバイス→VSTインストゥルメントの画面を開き、下段にVSTi『Halion One』を起動させます(画像1)。そしてカテゴリから『Bass』→『Synth Bass』→『SynthBass1』を選択(画像2)。リンクされたトラックを選択して名称をわかりやすいように『S Bass』に変更して、接続されたKORG nano Keyを押さえると...プ~ッとなかなか高い音が出ます。ベースなのでココはnano KeyのOCTAVE DOWNボタンを1、2度押してブイ~ッという厚みのある音が出るようにします。
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音が出るようになったら、先月号で打ち込んだビートを聴きながらベースを打ち込みます。とはいえいきなりウッシーのようにナイスなベースフレーズが弾けるって事はそうそう無いので、まずはL/Rロケーターで範囲を選択、その小節間のビートをループ再生して(画像3)、その上でカッコいいベースのフレーズができるまで鍵盤を弾きまくりましょう。
ベースの打ち込み ーループ/リアルタイム入力編ー
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ある程度フレーズが固まってきたらRecボタンを押して録音しましょう。この時に『最終テイクを保存』(画像4)にしておくと、ループ録音中に「今のバッチリかも!!」なテイクが録れた後にSTOPボタンを押せば、その最終テイクが残ります。
そして録音後、MIDIエディット(キーエディター)画面(画像5)で弾いたフレーズをチェック、ここで先月号と同様にクオンタイズやベロシティなどを調整し、音が足りない、と感じた場合は「鉛筆ツール」(画像6)で任意の場所(音階)にノートを直接書き込みましょう。このエディット画面に直接書き込む斬新な、それでいて伝統を重んじる入力方法を中国山陰地方では『ステップ入力』と呼び、昔から雨の多いこの地方での晴天祈願の祭りなどでも利用されています。
こんな感じでトラックの土台となるビート+ベースが完成。もう疲れたのでコレで終わりでいい気もするのですが、幾多のメンバーチェンジを繰り返す、かの「the expensive noise」でさえ3ピース=ドラム+ベース+ギター。最低3人揃わなければちょっと...な感じは非常に良くわかります。ココはせめてもう1本...って事でエレピなんかの上モノを入れたいと思います...が。ある問題が
貧乏は敵じゃない!! 心の貧しさこそが本当の敵なんだ!!
Cubase AIではVSTiが2つまでしか使えません。もちろん上位バージョンならこんな制限はありません。が、そこは実質『無料付属ソフト』。で、1つはドラム、もう1つはシンセベースで使用しているため、このままでは新たな楽器は挿入できません。もうこんな事になるなら死んだほうがマシです。が、まだ38歳。ちなみに太宰治は39歳の誕生日の数日前←桜桃忌。と、まだまだ死ぬワケにはいかないぜってコトでココはおとなしく『ベースのMIDIデータをオーディオデータに変換』する事にします。
MIDIデータ→オーディオデータに変換
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その方法は、まずシンセベーストラックを選択→ソロモードに(画像7)。LRロケーターで書き出す範囲を指定して(L...スタート/R...エンド)_「ファイル」→「書き出し」→「オーディオミックスダウン」(画像8)。その後に開かれるウインドウの設定(画像9)で、書き出すデータのファイル名を「S Bass 1」、またそのデータがセーブされる場所をキチンと指定(把握)して(←ココをテキトーにすると後から探すのが大変に)、『ファイルフォーマット』は「Waveファイル」、『オーディオエンジン出力』のサンプリングレート/ビットデプスは現在のCubaseソングファイルと同等の設定で(←後述します)、『プロジェクトに読み込む』の「プール」と「オーディオトラック」+「書き出し後にダイアログを閉じる」にチェックを入れて右下の『書き出し』ボタンをポチリ。読み込み時に表示される『読み込みオプション』ウインドウ(画像10)でも「OK」をポチリ。
すると!
画面上に新たなオーディオトラック+シンセベースのオーディオデータが現れます。と、コレでVSTiのオーディオ変換は終了。ソロモードを解除して同VSTiトラック名に『Halion One / Synth Bass 1』と使用したVSTi+プリセットの名前を入力して(←重要)、シンセベースを演奏させていた2つ目の『Halion One』をハズします。
基本作業はこれで終了。『Halion One』パラメータを触った場合は「プリセットの保存」が望ましいですがココではもちろん割礼愛です。だってページがないんだもの。と。とにかくこれでVSTiの設定に関しては今章のスタートと同じ状況になるので、この作業を繰り返すことによりエレピだろうがグレヒだろうがドンドン楽器(音色)を増やしていくことができるってワケです。ただ注意しなければならないのは、一度オーディオ変換したVSTi(MIDI)データを「弾き直す」には、再度同じVSTiを(同じ設定で)起動させなければならないってコトです。当たり前、といえば当たり前ですね。
と、今回またしてもハファダ~イな素材が使われる事無く(涙)「ベース他打ち込み編」は終了です。来月はMacBookを片手にミュージシャンを訪問→自慢の楽器をジャカスカ録音する「突撃! となりの晩ごはん」編に突入です。「僕の自慢のフルートを録音してくれないかな?」的な方がいましたら、BPMルリちゃんかドミナチヨちゃんまで。いや~しかしお前んち暑いね。んじゃまた~!!
と、今回またしてもハファダ~イな素材が使われる事無く(涙)「ベース他打ち込み編」は終了です。来月はMacBookを片手にミュージシャンを訪問→自慢の楽器をジャカスカ録音する「突撃! となりの晩ごはん」編に突入です。「僕の自慢のフルートを録音してくれないかな?」的な方がいましたら、BPMルリちゃんかドミナチヨちゃんまで。いや~しかしお前んち暑いね。んじゃまた~!!
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Lesson.04 MIDI打ち込み その1
VSTインストゥルメントを使用した実践的な音作り
ハファダイ。さて、先月号ではCubase Ai5に付属のVSTi『Halion One』を起動してアコースティックピアノの音を出してみました。今号は同VSTiを使用して、より実践的な音作りにチャレンジです。
ドラムの打ち込み ー準備編ー
まずはドラムをリアルタイムで打ち込んでいきましょう。



その準備として、まず曲のテンポを120(画像1)から97(画像2)に変更。ここで注意するのは「TEMPO」の文字が反転していると数値入力できませんので、まず「TEMPO」の文字をクリックしてから数値を入力してください。またこの「曲のテンポ」ですが、一般に「BPM(ビーツ パー ミニッツ)」と呼ばれており、その名の通り「1分間に4分音符を何度カウントするか」という意味。1分間に60回なら60BPMってコトですね。チャンヤマお気に入りのショップの事ではないです。
その後「Click(メトロノーム)」をオンにして(画像3)MacBookのSpaceバー(再生/停止)を押すと、任意の場所から再生が始まり、ピ.ピ.ピ...とBPM97のメトロノームが鳴ります。再度Spaceバーを押して再生を止めます。



次に音源です。
VSちなみにCubaseには「ドラムエディタ」という、ドラムの打ち込みに最適な機能があるのですが、ココではこの機能を使わず、先月号からの引き続き、という事で、VSTi『Halion One』が起動している状態から、上部のウインドウをクリック(画像4)。「サーチ&ビューアー」が表示されたら下部の「カテゴリー」をクリックすると、よりわかりやすく楽器がカテゴライズされたウインドウが開かれるので(画像5)、“Category”から"Drum&Perc”→“SubCategory”から“Drumset GM”→“R&B Kit1”を選択します(画像6)。
ドラムの打ち込み ーリアルタイム入力編ー
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それでは左側のMIDIトラック『HalionOne』(画像7)を『Drums』(画像8)に書き換え、MIDIキーボードを叩いてみてください。押さえたキーにより、様々なドラムの音が出るハズです。またMIDIキーボードの『OCTAVE UP/DOWN』を押す事で、より多くの音が出る事がわかると思います。
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ココではまず1オクターブ下げた(『OCTAVE DOWN』ボタンを1度押す)時に左端にくるC1(ド)のキックをメインと、その左上の黒鍵D#1(レ#)のクラップを使用します(画像9)。
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準備ができたら録音ボタン(画像10)を押して、メトロノームのカウントを聴きながら、思うがままにキックとクラップを叩いてください。一通り録音が終わったらSpaceバーを押して停止→「Click」をOFFにして曲先頭から再生、気に入ったパターンを見つけましょう。その為にはまず録音したMIDIパート(画像11)をダブルクリックして「MIDIキーエディター」画面を開きます(画像12)。ここには先ほど打ち込んだ信号(ノート)がそのまま記録されています。その中からカーソルツール等を使用して最も気に入った2~4小節(任意)を選んで、さらにそれらのノートを個別に、そして適切にドラッグ(注1)して好みのタイミングに調整、小節間をループ(注2)させて確認しましょう。
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注1: ノートをドラッグする際、スナップボタン(画像13)をOFFにすると自由度の高い細かな調整が可能に。ONにした場合はその右側に表示されている「クオンタイズ」の精度での正確な移動が可能になります。
注2: ループ再生するには、マーカーのLとRの小節数を指定→ループボタンをONにして再生します(画像14)。
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使用する2小節分以外のノートを削除したキック+クラップのループはこんな感じに。画面下部の「ベロシティ」という棒線状のグラフはその垂直線上にある音色の大きさを表します。ペンシルツール等で書き換え可能なので、よりグルーブ感を出せるよう強弱をつけてみましょう。
これと同様に、ハイハットを始めとする様々な音を打ち込み→細かく調整していくことで自分の好きなビートを完成させる事ができます。
特に「入れてはいけない音」というのはないので、自分がカッコいい!!と思うビートができるまで、何度も繰り返すことが重要です。ちなみにMIDIキーエディタ画面にペンシルツールで1音ずつ書いていってもOKです。コレを東北地方では「ステップ入力」と言います。
と、なんだか所々省略してしまった感もありますが...。
挨拶がハファダイだったにも関わらず、何とか脱線せずに今回の「ドラム打ち込み編」はシュウリョウです。文中に出てきた「カーソルツール」や「ペンシルツール」は...なんとなくわかるよね...ってあれ?アレってカーソルツールって名前だっけ?そういやセーブの方法に一切触れてないけど...とイチマツの不安を覚えながら今月も入稿してるワケですが、みなさん大丈夫でしょうか? もしわからない事がありましたら、わかば屋ユウタかJB'sバンバンくんまで。来月も引き続き打ち込みます。んじゃまた~!!
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Lesson.03 楽曲製作 -モバイルDTMの構築-
VSTインストゥルメントを使用して音を出そう
ハイサイ。さて、先月号では機材周りのセッティング→Cubaseを起動→プロジェクトを作成、というトコロまできました。_今回からいよいよ製作に入ります...が。_今回、先月号のシメゼリフ「モバイルDTMの構築なので、外に出まくります!!」の言葉通り..._那覇沿岸港から約40分の沖合い、船上DTM講座 in 沖縄です。見ての通り、周りの皆は県魚→グルクン釣り。早くも日焼け+船酔いがキてますが、暑さ+吐き気に負けずに始めていきましょう!!
『プロジェクト作成』
起動するとデフォルトで表示される「プロジェクトアシスタント」画面から"その他"→"Empty"、右下の「プロジェクトの名前」に任意の名前を付け「作成」ボタンを押すとこのような画面が表示されます。様々なボタンやアイコンがありますが、まずは気にせず、とにかく音を出してみましょう。
プロジェクト作成1
プロジェクト作成2
『VSTインストゥルメントの起動』
VST、VSTって友達のように気軽に呼んでるけど一体『VST』とは何なのか?_『VST』とは"Virtual Studio Technology"の略で、Cubaseの開発元であるSteinberg社が提唱するDAW上の規格...って話になるのでココでは省略。ですが、この先混乱する可能性もあるので簡単に説明すると
●VSTインストゥルメント...シンセやピアノ、ギターやベース等のソフトウェア音源。
●VSTエフェクト...エフェクター。リバーブやディレイ等、原音に対して使用することで新たな効果を生み出す機器のソフトウェア版。
と、この2種類が存在します。今回は上の『VSTインストゥルメント』=『VSTi』を起動させます。
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画面最上段のメニューから「デバイス」→「VSTインストゥルメント」(画像1)を選択。VSTインストゥルメントウインドウから「HalionOne」を選択(画像2)。ちなみに『Cubase Ai5』では2種類のVSTiを同時に使用できます。
画像3
すると上記のウインドウ(画像3)が開かれるので「作成」をクリック。VSTi(=VSTインストゥルメンタル)の『HalionOne』が起動します(画像4)。
画像4
この『CubaseAi5』に付属のVSTi『HalionOne』には数多くの『音源』が入っていますが、このままでは何も鳴りません。そこで『HalionOne』の上部にある「サーチ&ビューアー」を使用(クリック)して音源(ここではアコースティックピアノ)を選びます(画像5)。
画像5
ここまでセットできたら...
MIDIキーボード早速MIDIキーボードを弾いてみましょう。音程通りアコースティックピアノの音が...出るハズです。出ないぜ!って人は接続やセッティングを再度確認してね。ちなみにこの時点でオーディオI/F『CI-2』は必要ではありません。MacBook本体のスピーカー/イヤフォン等から確認できます。またオクターブを変える際は先月号で紹介済みのあのボタンをポチポチ押してると...
釣れました。
オジサン
コレは『オジサン』という魚だそうです。キレイですね。で、船頭さんにどうやって食べればいいかを聞くと「から揚げだね」と。他に釣れた魚についても「う~ん、から揚げかな?」「その魚はから揚げにするとオイシイんだよ」「ウチではから揚げにするけどね」と、ほとんど全てがから揚げに。何でも油に放り込めばイイと思いやがって...と思ったら「途中で1度休ませながら2回に分けてるとおいしく揚がるね」「ウロコとって内蔵とって塩をパパっとかけて片栗粉をササっとまぶして...」フムフムなるほど、勉強になるな~っと感心したトコロで今回の『釣りロマンを求めて DTM講座』は終了。__ちなみにインターネット上などではフリー(無料)で高性能/高音質なVSTiやVSTエフェクトが多く配布されているので、色々試してみるとイイかもです。「VST フリー」等で検索すれば、日本語解説付きのサイトが多く見つかると思います。もちろんMac版とWindows版があるので気を付けて。 では、ぐぶりーさびらー!
NEXT Problem “MIDI打ち込み その1”
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Lesson.02 DTMソフトのインストール+_機材のセッティング編
カナメとなるオーディオインターフェイスをMacBookにインストール!
ハラショー。さて。今回はDTMソフトのインストール+機材のセッティング編です。
先月号で紹介した、パソコン(Apple MacBook)+オーディオインターフェイス(Steinberg CI-2)+DTMソフト(CI-2にバンドルされるCubase Ai5)、そしてあると便利な打ち込み用キーボード(Korg Nano Key)を用意します(ちなみにパソコン以外はトータル3万円以内で購入可能)。
で、まずはカナメとなるオーディオI/F(『CI-2』に付属の『Cubase Ai5』)をMacBookにインストール。

Apple MacBook
DVDを挿入し、OS(Mac/Win)別のインストーラを選ぶと次から次にメッセージが出てインストールは数分で終了します。
が。ココでひとつ重要なポイントが。
取説には書かれていませんが、Mac OS 10.6以降、つまり最新のSnow Leopardを使用している場合、このDVDは使用できません。
SteinbergのHPへ移動し、Cubase Ai5 最新バージョンのインストーラをダウンロード後、DVDを挿入して起動させてください。Macユーザーで「自分のOSがわからない」という方は画面左上の「アップルマーク」→「このMacについて」からバージョンを確認してください。

オーディオI/F『CI-2』をMacBookで使用できるようにする為の『ドライバ』をインストールするのですが、こちらも付属のDVDからよりもSteinbergのHPから最新版をダウンロード→インストールをおススメします。
インストール→再起動後、付属のケーブルでMacBookとCI-2を接続し、MacBook「ユーティリティ」フォルダから「Audio MIDI設定」を選択。

この時、フォーマットを「48000.0Hz」「2ch-24ビット」に変更。この設定に関しての説明は多少専門的になってしまうのでココでは割愛しますが、現実的かつ最もスタンダードな設定という事で。
MIDIキーボード『Korg Nano Key』も付属の_ケーブルで接続
ちなみにこのMIDIキーボード、コレだけでは音は一切出ません。パソコンと繋いで、ピアノのソフトを起動させればピアノの音が、ギターのソフトを起動させればギターが鳴ります。また、左側についているオクターブ/ピッチ/MOD(モジュレーション)ボタンを併用する事で、より豊かな表現ができるようになります。

そしてCubase Ai5(アプリケーションフォルダ内)を初めて起動させると・・・
起動途中にこんな表示が。

不正コピー防止とユーザー登録を行う為にアクティベートしなさい、です。少し面倒ですが、コレをしないと期限付きでの使用になってしまいますので必ず済ませてください。また、現時点ではアクティベート用のソフトが「eLicencer Control Center」にリニューアルされているので、多少取説と違いますが、ビビらずオラオラな感じでコードを入力してください。ちなみにアクティベート途中で求められるシリアルナンバーは本体裏にあります(コレも取説には記載されてませんね)。

ようやく起動。
最初に現れるのがこの画面。

とりあえず「その他」→「Empty」を選択。ココで必ず右下の「プロジェクトの名前」に、自分が把握できるタイトルを入れましょう。ちなみに僕の場合、よっぽど先の見えた曲の場合はタイトルを入れますが、ほとんどの場合は日時を入れます。このように1曲につき1つのプロジェクトフォルダを作成することで、製作曲がどれだけ膨大になってもデータの管理が非常にわかりやすくなります。逆にココを適当にしていると「あれ?あの曲のこの音ってドコにあったっけ」という、全く音楽的では無い時間を費やすハメになります。
と、今回はココまで。無事セッティングできたでしょうか? 次回からはいよいよ楽曲製作に入ります。それも『モバイルDTMの構築』という事なので、外に出まくります。
NEXT Problem 楽曲制作
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Lesson.01 DTMとは? ~導入編~
DTMとはDesk Top Music、パソコンで製作する音楽って事です。
ハラショー。通常ならSoulGroundにいるハズのDJ MITSUです。リニューアルした今号から『月イチでDTM講座を!』と要請があったため、この講座をスタートする事になりました。とはいえ当マンスリーを読んでいる人の中には「DTMって何だよ?」って方から、既に楽曲をリリースしている方まで様々だと思います。ので。同講座では「初めての製作環境を作る」というテイで、簡易的ながらもバッチリな音楽製作ができるよう、僕もイチから機材をセットアップ、その製作過程を12ヶ月に渡って紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
さて、そんな第1回目のテーマは導入編…の前にまず『DTM』の解説を簡単に。DTMとはDesk Top Music、つまりパソコンで製作する音楽って事です。極端な事を言ってしまえば、ドラムもギターもピアノもベースも、何ならボーカルも含めて全部1人で、パソコン1台で作れてしまうワケです。その作業を実践するためにはまず『パソコン』、そして実際に音色を打ち込んだり録音したりミックスしたりする為の『DTMソフト』、そして音をパソコンへ入出力するための『オーディオインターフェイス』が基本的に必要となります。
まず『パソコン』
Apple MacBook10年程前だとMacかWindowsといえばややMacが優勢でした。実際僕もnobodyknows+の楽曲データを初めて商用スタジオに持ち込んだ時「Windowsで作っている」というだけでかなり驚かれました(笑)。ですが現在は(ソフトによって多少の得手不得手はありますが、その差はないように思います。近頃だとよく「MacBookでもできますか?」と聞かれますが、もちろん可能。使わなくなった少し前のノートブック(Windows)でもまぁ可能でしょう。ただ、最新のソフトが適合しなかったり、CPU(=パソコンの脳ミソ)に負荷がかかってくると作業が遅くなったりしょっちゅうフリーズしたりとわかりやすいくらいダメな感じを出して来るので、そんな時にはメモリ増設やパソコン本体のグレードアップを考えましょう。
次に『DTMソフト』
スタジオ定番のDegidesign ProToolsやその廉価版のProTools Le、高性能なVSTiが充実しているSteinberg Cubase、それ以外にもLogic,DigitalPerformer辺りの王道系から最近人気のAbleton Liveなど数多くありますが、その過程やトラック数の制限等が違うだけで、ざっくり言ってしまえばどれもやれる事はほとんど同じです。まぁ、ざっくり、ですが。「HipHop作ろうと思ってたのにこのソフト使ったらReggaeになっちゃったよ」ってな事はないってコトです。
そして『オーディオインターフェイス』
入出力の数や機能/音質によって1万円以下のモノから100万円を超えるモノまで数多くあります。価格が高いモノはそれなりの理由があるワケなのでここはおサイフと相談で。ただ最近だと先述のようなソフトとバンドルされているモノも多く出ているので、まず手始めにそういったバンドルセットを購入するのも全然アリなんじゃないかな、と。で、自分の能力が機材を超えた時にアップグレードすれば良いと思います。
他にも打ち込み用のMIDIキーボードや入力用のマイク、複数の外部音源を鳴らすMIDIインターフェイス等、あれば便利、無くてはならないモノもたくさんありますが、その辺りは追って紹介というコトで。
さて。『導入編』という事でまずは機材+ソフトを_揃えていきましょう。
この講座で使用するのは、
パソコン:Apple MacBook (2.26GHz/Core2Duo) (98,800円)
オーディオインターフェイス:Steinberg『CI2』 (実勢価格:23,000円位)
DTMソフト:Cubase AI 5』 (『CI2』に同梱/無料)
です。このオーディオインターフェイス『CI2(シーアイツー)』は電源アダプター不要、セッティングも簡単、48Vファンタム電源付きマイクプリ×2(=世の中のほとんどの入力が2系統可能)、クロスプラットフォーム(=Mac/Win どちらにも対応)等々基本的な機能も完備していて、コストパフォーマンス的にもかなりおススメです。
CI2(シーアイツー)
さらに製作過程でハズせない一つが打ち込み用MIDIキーボード。様々な音色を思い通りに打ち込んだり、リアルタイムじゃないと表現できないような奏法を録音する場合に非常に便利です。この講座用に僕が購入したのは『KORG nanoKEY』。
nanoKEY
と、とりあえず今回はここまでです。次回は実際にセッティング+ソフトをインストールしていきます。んじゃまた!!
NEXT Problem DTMとは?~セッティング編~

DJMITSU
knows+の全楽曲を始め、近年では様々なアーティスト/メディアへの楽曲提供も開始。
Sigma Sounds Studio / $TAX Records主宰。もちろん『Soul Ground』も運営中。
http://www.sigma-sounds-studio.jp/_http://4-5sanpokai.com/blog/djmitsu/